JAGBはJapanese Association of Greater Boston の頭文字で、ボストン日本人会を意味します。ボストン日本人会は、当地に住む日本人の方々のために、「教育、文化、福祉、慈善、その他の活動を行い、相互の友情を奨励する」目的で設立され、1965年に現在の組織となり、1975年にはボストン日本語学校を設立、2015年に創立50周年を迎えました。その2015年、ボストン日本人会は、長年にわたる日本とアメリカ合衆国との相互理解の促進により、岸田文雄外務大臣から外務大臣表彰を受賞しました。
1908年 (明治41年) に「ボストン日本人學生會(留學生之會)」という日本人組織が設置されたことが文献で確認されており、この組織が、その後当会へ継承、発展したと伝えられています。
また、1980年に在ボストン日本国総領事館が設置されて以来、総領事がボストン日本人会名誉会長に就任しています。2017年4月現在、2,000人を超える会員が当会に参加しています。
ボストン日本人会は、米国歳入庁(IRS)より税控除を受けることができる501(c)(3)の非営利団体として認められています。
ボストン日本人会(以下「本会」)の目的は、規約で以下のとおり定められています。
(1)本会の目的は、ボストン近郊に住む日本人のために、教育、文化、福祉、慈善、その他の活動を行い、相互の友情を奨励することにある。
(2)本会は、日本、米国、そして世界のすべての人々と相互理解と友情を深めるために、その国籍、文化、人種、宗教を問わず、ボストン近郊の住人および地域社会と友好を深める。
(3)本会は、日本人子女に対する日本の教育とボストン近郊の地域社会における日本語の普及に資する為、ボストン日本語学校を設立した。本会は、本会による運営を経て自立に至ったボストン日本語学校について、本会は、創立の精神を想起し、その発展に協力する。
(4)本会は、婦人部を置く。婦人部の運営はその規約による。
(5)本会は、1954年の合衆国国税法典ならびにその修正条項、および国税庁の条例のもとで、非営利、免税団体としてその業務活動を遂行する。
(6)本会の収入あるいは収益はいかなる場合も、その会員、役員、あるいは個人に分配されたり、それらの利益に帰するものではない。
(2016年1月現在)