セミナー:1時間でわかるオペラ《蝶々夫人》

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ボストン日本人会主催セミナー
1時間でわかるオペラ《蝶々夫人》 〜その魅力と問題点〜
「オペラと日本」といえば、マダム・バタフライこと《蝶々夫人》を思い浮かべる方も多いでしょう。初演から115年たつ今も、世界の歌劇場でつねに上演回数ベスト10に入る人気作であり、オペラに親しみたいと思う方には、ぜひ一度ご覧いただきたい作品です。
一方で、このオペラには、人種差別・女性蔑視・日本文化の歪曲といった問題も指摘されてきました。現在、21世紀のポリティカル・コレクトネスに照らして、劇場ではさまざまな新しいアプローチが行われています。
問題作でありながら上演され続ける、《蝶々夫人》の魅力と難点は、どこにあるのでしょうか。「日本」を扱ったこのオペラが21世紀を生き残れるか、私たちひとりひとりが考えるための準備として、まずは、プッチーニの《蝶々夫人》とはどういうオペラなのか、ご一緒に知ることから始めてみましょう。
日時:2019年12月7日(土)午前10時より11時(その後30分間質疑応答)
場所:ボストン日本語学校(メドフォード高校)2階レクチャールーム
対象:ボストン日本人会会員、ボストン日本語学校保護者のためのセミナーとなっております。ご希望の方は当日会場でボストン日本人会への入会ができます。
登録:12月6日(金)午後4時までに、以下のリンクから事前申し込みを行ってください。
https://forms.gle/kzzZH6y6nPL3eBwA6
〇ボストン日本語学校への入場
―メドフォード高校正面玄関を使用してください。
―ボストン日本語学校保護者IDを持たない参加者は、事前申し込みを行うことで正面玄関でのチェックイン手続きが簡素化されます。
―事前登録を行わない場合、建物入り口で写真付きIDでのチェックインが必要となります。
〇駐車場:駐車禁止区域に駐車しないようご留意ください。駐車場の混雑が予想されますのでできるだけ乗り合わせてお越しください。
講師:三浦真弓
翻訳家、オペラ・オペレッタ訳詞家。早稲田大学第一文学部哲学専修卒、東京都立大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。在学中より仏・独・伊のオペラの日本語翻訳を始め、数々の声楽家・合唱団に、日本初演を含むオペラ・オペレッタ・歌曲の訳詞および対訳を提供し、上演されている。作品の一部は『オペレッタアリア名曲集 ソプラノ/メゾソプラノ(ドイツ語作品編)』(ドレミ楽譜出版社)所収。日米の舞台芸術分野で、プログラム解説・レビュー執筆・記事の翻訳紹介にも携わる。ボストン在住21年。日本音楽著作権協会(JASRAC)準会員。
問い合わせ:ボストン日本人会
電話:781-643-1061
e-mail:  info@jagb.org